情報処理演習室

情報システム工学コースでは、高度情報処理教育を行うための情報処理演習室を備えています。

本演習室の計算機システムは、50台の端末とそれらにサービスを提供する数台のサーバーにより構成されています。端末は、シンクライアント（Thin Client）と呼ばれる種類の端末で、マウス・キーボードによる入力や画面描画といったユーザーインタフェース処理のみを担い、その他全ての演算処理はサーバーで行われ、端末とサーバー間は高速・大容量のネットワークで接続されています。これにより、強固なセキュリティを確保すると同時に、容易な運用管理を実現しています。このような集中管理型のシステムでは、サーバーがダウンした場合、あらゆるサービスが停止してしまうという弱点がありますが、本システムでは、全てのサーバーを三重あるいは二重の冗長構成として、故障が発生してもサービスを継続可能にし、高い可用性（HA: High Availability）を確保しています。